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このブログを執筆している、クロマク・リヒトです。
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こちらは、ハンドメイドショップ「5ページ目」について綴る「ハンドメイドブログ」です。
minneやCreemaなどの販売ページには載せきれなかった作品へのこだわりや、制作の裏話をひとつひとつ丁寧にご紹介しています。
また、ハンドメイドにまつわる日々のことも、ゆるりと自由に綴っています。

今回のテーマは、「サテンステッチを1本取り〜6本取りまで比較してみた」です。

刺繍をするとき、「刺繍糸は何本取りで刺すのがいいんだろう?」と迷ったことはありませんか?
刺繍糸は、1本取り、2本取り、3本取り……と、使う本数によって仕上がりの太さや印象が変わります。
そこで今回は、刺繍の基本的なステッチのひとつである「サテンステッチ」を、1本取りから6本取りまで実際に刺して比較してみました。
サテンステッチは、糸を並べるように刺して、布の面を埋めていくステッチです。これまでご紹介したバックステッチやアウトラインステッチとは刺し方が異なり、面をきれいに埋めるためには、刺繍糸の本数や刺す回数もポイントになります。
今回は、刺繍糸の本数によって仕上がりがどのように変わるのか、また、どの本数が使いやすいのかを見ていきます。
これから刺繍を始める方や、「何本取りがいいのかな?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです☺︎
題して、
刺繍は何本取りがおすすめ?|サテンステッチ1〜6本取りを比較
です。
それでは、「ハンドメイドブログ」の「5ページ目」へ──ご案内いたします☺︎
サテンステッチとは

サテンステッチとは、刺繍糸を平行に並べて、図案の中を塗りつぶすように刺していく基本的な刺繍技法のひとつです。
名前の由来となっているサテン(朱子織)の生地のように、光沢のある滑らかな仕上がりが特徴です。

サテンステッチに使った刺繍の道具と材料

今回、サテンステッチに使った道具と材料をご紹介します。
◇刺繍の道具
- フランス刺繍針
- 刺繍枠
- 定規
- 水で消えるチャコペン
- 糸切りばさみ
- 糸通し
フランス刺繍針は7号、刺繍枠は直径約11cmのものを使いました。
糸通しはあると便利ですが、なくても針に糸を通せれば大丈夫です。
※広告今回は、上記の道具に加えて「パターンプレート」も使いました。

こちらは、ダイソーで購入したものです。
四角形や丸、三角など、さまざまな形とサイズの図形が描かれた定規で、5種類の図形が組み合わさっています。
今回は、その中から「10」と書かれた1cm×1cmの四角形を使いました。
※広告◇刺繍の材料
- 刺繍糸
- オックス生地
刺繍糸は、100色束セットに入っていた3799番の糸を使いました。DMCの刺繍糸と同じ色番号のものです。
色味はDMCの刺繍糸に近いのですが、こちらの糸は少しけば立ちやすいと感じました🥺
※広告その他の刺繍道具については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
これから刺繍を始める方は、よかったら参考にしてみてください☺︎


サテンステッチのやり方

ここでは、サテンステッチの基本的な刺し方をご紹介します。
サテンステッチをきれいに仕上げるには、刺す順番や糸の向きがポイントになります。
左右対称の図案などは、端から刺し始めるのではなく、中央の基準となる1針を刺してから、左右に向かって埋めていくと、形を整えやすくなります。
また、糸の向きが曲がったり、糸同士が重なったりすると、きれいなツヤが出にくくなります。糸のねじれをこまめに直しながら、平行に並べるように刺すと、美しく仕上がります。
今回は、1cm×1cmの四角い図案を使い、図案の線の内側にバックステッチを2本取りで刺してから、サテンステッチで面を埋めていきます。
このように、あらかじめ別のステッチで芯を作り、その上からサテンステッチを刺す方法を「芯入りサテンステッチ(パッドステッチ)」といいます。芯を入れることで、ふくらみや立体感を出すことができます。
① 図案を写し、内側にバックステッチを刺します
今回は、1cm×1cmの四角い図案を写し、中央に補助線を引きました。

※図案や補助線は、刺繍枠に布を張る前に描いておくと、作業しやすくなります。
次に、四角い図案の線から1mmほど内側に、バックステッチを刺します。

バックステッチの刺し方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。よかったら参考にしてみてください☺︎

② 図案に沿って縫っていきます
今回は、中央から左右に向かって刺していきます。まずは右半分を、上から下へ向かってサテンステッチで埋めていきます。
※今回は上から下へ向かって繰り返し刺していきますが、下から上へ向かって刺しても大丈夫です。やりやすい方向で試してみてください。

↓

これで1針目が刺せました。

続いて2針目です。
最初に針を出した位置(①)のすぐ右隣から、針を出します。

糸がねじれないように整えながら、1針目と平行になるように、下側の線(②)の右隣に針を刺します。

これで2針目が刺せました。

この手順を繰り返しながら、右半分を埋めていきます。

右半分を縫い終わりました。

③ 中央に戻ります
右半分を縫い終えたら、次は中央に戻ります。
移動する距離が1cm以内の場合は、糸を切って玉留めをせず、そのまま針を移動させます。
このとき、裏側の縫い目の下に針をくぐらせるようにすると、糸が浮きにくくなり、裏側もきれいに仕上がります。

④ ②と同じように、中央から端に向かって縫い進めます
先ほどと同じように、中央から針を出し、今度は左端に向かってサテンステッチを刺していきます。

左半分も縫い終わりました。

⑤ 裏返して玉留めをします
最後まで刺し終えたら、布を裏返して玉留めをします。
その後、近くの縫い目に針をくぐらせてから、余分な糸をハサミで切ります。

※今回は途中で糸が足りなくなり、玉留めができるほどの長さが残りませんでした。そのため、最初に刺したバックステッチの縫い目に糸を2回ほど通してから、余分な糸を切りました。
⑥ これでサテンステッチの完成です


サテンステッチを1〜6本取りで比較
サテンステッチを1本取りから6本取りまで刺して、仕上がりを比較してみました。

※途中で刺繍糸が足りなくなってしまったため、1本取りの左半分は、刺繍糸を「3799番」から「310番」の黒色に変更しています。
※広告それぞれの本数で、1cm×1cmの四角を埋めるまでにかかった刺す回数を数えてみました。今回は、1針分を1回として数えています。
※回数はおおよその目安です。途中でわからなくなってしまった部分もあるため、正確な数ではありません🙇♀️ また、左右対称の図案なので、中央から左右に向かって刺した回数を合計しています。
- 1本取り:30回
- 2本取り:17回
- 3本取り:18回
- 4本取り:15回
- 5本取り:12回
- 6本取り:11回
今回の比較では、糸の本数が多いほど、四角を埋めるために必要な刺す回数が少なくなる傾向がありました。
ただし、糸の本数が増えると、糸がたゆんでしまったり、ねじれを直したりする場面も増え、刺すときに少し手間がかかる印象でした。
一方、1本取りは細い糸で少しずつ面を埋めていくため、何度も繰り返し刺す必要がありました。途中で糸が足りなくなってしまったのも大変でした……🥺
それでも、糸の本数が少ないと繊細な表現がしやすく、本数が増えると、ふっくらとしたボリュームのある仕上がりになると感じました。
初めてサテンステッチに挑戦する方や、練習したい方には、個人的には2本取りがおすすめです。
図案の大きさや表現したい雰囲気に合わせて、刺繍糸の本数を調整してみてください。

ハートモチーフを1〜6本取りで刺して比較
ここまでは、1cm×1cmの四角を使って、サテンステッチの仕上がりを比較しました。
次は、同じハートモチーフを1本取りから6本取りまで刺して、仕上がりの違いを比較してみました。
※今回は、深みのある赤色系の「326番」の刺繍糸を使いました。
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※画像は明るめに調整しています。実際の刺繍糸は、もう少し深みのある赤色です。
同じモチーフでも、刺繍糸の本数を変えるだけで、仕上がりの印象が大きく変わります。
1本取りでは繊細な印象に仕上がり、糸の本数が増えるにつれて、より存在感のある仕上がりになりました。
作りたいモチーフや表現したい雰囲気に合わせて、本数を使い分けるのも楽しみのひとつだと思いました☺︎

1〜6本取りを比較してわかったこと

サテンステッチを1本取りから6本取りまで刺してみて、糸の本数によって、仕上がりだけでなく刺しやすさにも違いがあることがわかりました。
個人的に一番刺しやすかったのは、2本取りでした。
バックステッチやアウトラインステッチを比較したときと同じように、5本取りや6本取り、特に6本取りは、糸がたゆんだり、ねじれを直したりしながら刺す必要がありました。
糸の本数が増えると、1cmの四角を埋めるための刺す回数は少なくなる一方で、糸を整える手間が増え、思ったよりも時間がかかる印象でした。
それでも、太い糸でザクザクと面を埋めていく感覚は、細い糸とはまた違った楽しさがありました。
繊細な模様を刺したいときは少ない本数、ふっくらとした仕上がりや存在感を出したいときは多めの本数など、作りたいものに合わせて使い分けるのがおすすめです。

まとめ
今回は、《刺繍は何本取りがおすすめ?|サテンステッチ1〜6本取りを比較》というテーマで、サテンステッチを1本取りから6本取りまで実際に刺し、仕上がりや刺しやすさを比較してみました。
- 糸の本数が増えると、ふっくらとしたボリュームのある仕上がりになりやすい
- 繊細な表現をしたいときは、1〜2本取りがおすすめ
- 迷ったら、まずは2〜3本取りから試してみるのもおすすめ
- 糸の本数が増えると、ねじれやたるみを整えながら刺す手間が増えることもある
同じサテンステッチでも、刺繍糸の本数を変えるだけで、立体感や作品の印象は大きく変わります。
「何本取りが正解」というよりも、どんな仕上がりにしたいかに合わせて使い分けることが大切なのだと感じました。
今回の比較が、サテンステッチを刺すときや、刺繍糸の本数に迷ったときの参考になれば嬉しいです。
今後も、いろいろな基本のステッチを1〜6本取りで比較してみたいと思います☺︎

これからハンドメイドを始めたい方、すでに楽しんでいる方。
ものづくりに興味がある方や、自分だけのアイテムを作ってみたい方──。
このブログが、ヒントや小さなきっかけになれたなら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☺︎♡
それでは、また「5ページ目」でお会いしましょう。

今回の記事内で登場した商品☺︎(※広告)

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